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慢性的なつかれから起こってしまう恐ろしい状態とは?

Category: 薬膳

先日、日本中医食養学会の
中医薬膳指導員 認定試験が
全国で同時開催されました。

 

私も迷ってる時に書き直すと
だいたい最初の答えの方が
合っているということが多く
あまり考えすぎないんですが

 

今年受験のみなさまは
ある意味潔く
悩んでも答えは出てこないからと
退出可能な時間になったら
みなさん全員が退席されました笑

 

 

試験があると、知識をちゃんと
自分に入れていく期限が決まるので
身につきやすいですね。

 

薬膳は基本ルールの部分が
ガツっと頭に入っていないと
点と点のままでつながらず
使えないんですよね。

 

だからこそ、試験を受ける前に
勉強したことが試験後
暗記から実践につながりやすくなると
思っています。

 

さて、慢性的なつかれがある女性が
周りにすごく多いのですが
あなたはいかがですか?

 

慢性的なつかれって
ある意味痛みがあるわけでもなく
つらい感じがあっても
病気ではないし、だましだまし
毎日を過ごしている方が
ほどんどだと思うのです。

ですが、この状態って
地面でたとえると、
もうすでに干上がっていて
ひび割れてるくらい、
水が足りない状態

 

カラダでいえば
カラダを構成する基本物質が
カラカラになってきている状態

 

この期間が長引けば長引くほど
どれだけ水を入れても
土は生き返らない

かなりの水を入れると
やっとすこしずつ満たされていく

 

こんな感じで土は回復すると
思うのです。

 

中医学(中国伝統医学)・薬膳では
自然界で起こることは
同じようにカラダの中でも
起こるという考え方がありますが

カラダの中でも土を潤す「水」にあたる
カラダを構成する基本物質が
枯渇しすぎるとぜんぜんよくならない
ということが起こってきます。

 

土も干上がって枯れすぎると
「砂漠化」となり
もう、もとに戻らない
これと一緒です。

 

これは薬膳資格講座の生徒さんも
そして薬膳心理学の生徒さんも同じで
その不調はどれくらい続いていますか?
の質問で長い期間を答える人ほど
体質改善にどうしても
時間がかかってしまっています。

体質改善を一生懸命やっていても
干上がった土状態だと
効果を感じられず、
途中であきらめてしまう・・・
こんなことにもつながります。

 

生徒さんは私に
どうして効果が出ないんですか?
体質改善の方向性が間違っていますか?
と聞いてきますが、

 

体質改善の方向性が
合っていたとしても
あまりにも干上がりすぎて
効果が出ていないだけなのです。

 

それは、昨日の記事の
彼女も同じ状態でした。

冷えがありすぎの状態が
何年?いやいや何十年?となってこれば
干上がっていますよね?

 

雨が少し降らない日が続いているよね?

くらいでとどめておくようにする

カラダもそれくらいにしておかないと
のちのち、回復が本当に
時間がかかるということをお伝えしました。

 

昨日の記事の彼女は
3ヶ月体質改善プログラムを
取り入れて、やっと手先、足の指が
ポカポカする感覚が出てきたということです。

 

不調の期間が短ければもっと早く
その感覚を得ることができたわけです。

 

長く症状が出ている方は
少しでもカラダによいと思われることを
コツコツと取り組みをしていきましょう

 

長年の症状が
すぐ改善するわけではないですが
今のマイナスの状態を
少しでもせき止める

これが大切ですね。

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