先日、今日と鳥取県で
中医薬膳指導員　資格講座の
対策セミナーの講師として
講座をしております。

いつも中医薬膳指導員の
講座をしているので
内容は一緒ですが・・・

試験対策というと2日間で
1年間かけてやってきたことを
総復習で2日間でお伝えしないと
いけないのです。

時間配分がわからないという不安や
諸先輩の先生にお越しいただき
緊張度がマックスの中
講座を5時間行いました。

朝はしっかり食べようということで
少し緊張をしているものの
食べれたのですが・・・

お昼はいつもならお腹がすくのに
まったく、お腹がすかない状態。

なんとか食べて、夕方も17時近くになると
いつもお腹すいたな～と思うのに、
これも感じず・・・

やっと19時近くなって
お腹がすいていきました・・・

過度な緊張がある（ストレスを感じる）と
お腹がすかない…という経験を
されている方もいらっしゃるかと思います。

まさに、それです！

中医学で見ると
①消化器官の「脾胃」がうまく働かず
食べものの消化が進まないために
食欲が出ない

②ストレスに弱い「肝」は
肝は筋肉の運動機能にも
関わるので、肝の働きが悪くなり

本来なら脾の働きを助けていますが
その働きを助けることが
できていない状態になり食欲が出ない

どちらもかさなって食欲がわかない、
お腹がすかない状態に・・・

一人になり、緊張がゆるんできて
だんだん働きがいつも通りに
なってきたことで
お腹がすいてきた・・・

ということです笑

マニアックな感じですが、
こういったことを分析して
カラダで何が起こっている？がわかると
対応の方法がわかるように
なるんですよね。

薬膳、中医学を学んでいなかったら
ストレスが関係ていたんだね～～

この一言で終わりです。

多くのことはこのように
言葉で簡単に片づけられているのですが、
ちゃんとカラダを知っていくと

カラダが連動して
様々な働きをしてくれている
本当に神秘的だなと
思えるようになります。

カラダは精密にできていますよね。

ちょっとしたことが影響して
カラダからサインが出てきます。
今回私は2日間という期間ですし、
今日は昨日よりはリラックスして
講座をできると思うのですが

慢性的に緊張やストレスが
かかっている人は
常に食欲に影響しているわけですので、

カラダを構成する基本物質が
正常に作れる状態では
なくなってしまってるので
カラダによくないことが
わかるかと思います。

お仕事で仕方がない方も
いらっしゃるかと思いますが、
うまくストレス発散しながら
カラダの状態を
ととのえていきたいですね！