レシピ作成で大失敗!
Category: 薬膳
薬膳心理®学の開発者
薬膳心理カウンセラー®養成講師
水田小緒里です。
先日は中医薬膳指導員資格講座の
最終日でした。
季節の養生のレシピの
組み立ての練習を
していただきました。
中医学はカラダ全体を見ていく
という考え方があります。
それは、健康の面からみると
カラダ全体という表現ですが
人生も同じく全体を見た上で
健康、人間関係を見ていく
ということがとても
大切だと思うのです。
これはレシピを作る上でも
同じですね。
季節に起きやすいカラダの不調を
考えて食材選びをしますが
はじめてレシピを組み立てる時には
1点集中で考えてしまいがちです。
すると全体から見ていないから
すごくバランスが
とれていないことが起きます。
冬の時期はカラダを温めることが
大前提なのに、
冬に負担のかかる「腎」を
助ける食材があるから~という
観点だけでみて
「豚肉」を選ぶと
そもそも豚肉はカラダを
冷やしますので、
ファーストチョイスの
食材の選び方ではない
ということになります。
もちろん、
豚肉を冬に食べては
いけないということでもないですし、
カラダを冷やさない工夫を
すれば大丈夫です。
でもあくまでも
「ファーストチョイス」
ではないなのです。
全体を見ながら考える思考も
育てていかないと
知識を身につけても
今回のように選び方を
間違えてしまうということが
あります。
こういった違っていることを
客観的に教えてもらえると
次からは同じ思考の使い方を
しなくなっていきます。
生徒さんも昨日のことで
私がどのように考えて
食材をみて、
レシピを組み立てるのか?
という視点が
身についているはずです。
誰しも初めてのことは
うまくいかなくて当たりです。
それを繰り返していくことで
使いこなせるようになって
自分でアレンジできる
ところまでいけますよ。
何事も経験をすることって大切ですね。