春の養生がスタートしていますよ!
Category: 薬膳
薬膳心理®学の開発者
薬膳心理カウンセラー®養成講師
水田小緒里です。
先日立春でしたね。
昨日、東京では
雪が降り積もって
春というイメージはありませんが・・・
中医学、薬膳では立春から
「春」の養生に切り替えていきます。
陰が徐々に少なくなり、
陽が徐々に増えていく
このような季節であることから
カラダへの影響を考えて
養生をしていきます。
まだ寒い日も多いのですが
冬眠の時期は
「閉蔵(へいぞう)」といって
陽気(エネルギー)を
外に出さない季節。
春は古いものは押し開けて
新しいものに出す季節。
冬眠から目覚めて
活動を少しずつ
増やしていく時期です。
冬で不足しがちな
カラダを潤す陰液を補うこと、
冬にため込んでしまっていた
不要なものを出していきます。
春に不足しがちな
カラダを潤す陰液の
不足を解消するものに
山芋や白きくらげ、いか、
エリンギなどがおススメです。
辛い味のもののとりすぎも
気をつけていきましょう
また、山菜は「苦味」を
持っているものが
多いかと思います。
五味にはそれぞれ働きがあり、
「苦味」にはカラダの
余分な熱と取り除く、
解毒作用、利水作用
などがあります。
山菜を春に食べることで
カラダにため込んで
しまった老廃物を
外にだすことが
できるのです。
筍、ふき、セリなども
春の季節に出てくる食材は
苦味を持っている食材です。
もう少し温かくなってくると
梅が咲きはじめますね。
梅が咲くと春を感じられます。
季節は私たちのカラダに
無意識下で影響しているので
その影響を知りながら、
体調をととのえていく
ことは大切ですね。